瀬戸内の春!いかなごの釘煮 2016
瀬戸内の春の風物詩、いかなごの釘煮を炊きました。今日はそのつもりではなかったのですが、15時ごろにスーパーに行ったらたまたま生新子がまだ置いてあったので、つい。
わたしは出身はこちらではないもので、にわかいかなご婦人です。今年でようやく4年目に突入しました。それでも年々手が慣れてきて、今回は買ってきて1時間後には第一弾が炊き上がりました。
今年のいかなご(小女子・こうなごとも呼ばれている小魚)はどうやら不漁気味のようで、播磨灘では解禁日も2016年3月7日と遅め、価格もかなり高いようです。聞いたところによると明石の魚の棚あたりで初日2,600円(1kgあたり)、2日目で2,200円前後とのこと。2,000円を超えるとかなり高級感が漂ってきます。
わたしが購入しているコープこうべでは、2日目である2016年3月8日で1,980円でした。魚の棚より安いのにはちょっと驚きでしたが、そこはやはりさすがのコープこうべといったところでしょう。その20円でこうやって手が伸びてしまうのですから、なんともお上手な価格設定だと思います。
炊いた釘煮は早速本日の晩ごはんで。今日ばかりは雑穀を混ぜずに白米です。
保存食ではあるものの、できたてはやはり格別の味わい。ちょっと高いとはいえ、これを味わってしまうとやめられない。これがいかなごの悪循環か。
実家の両親からもそろそろいかなごの季節では?というリクエストがきているので、やはり今年も合計4〜5kgは炊いておこうかなと思います。
ちなみに、我が家の釘煮材料はこんな感じです。水飴の代わりに黄金糖、みりんは三河の本みりん。三河のみりんは色と香りが強く、深みが出てよいかんじです。