できたよ!クープぱっくりカンパーニュ
\ぱっかーん!/ と開きました。それっぽい!うれしい!
きっかけは、くみさん(id:web_designer)が無水鍋で焼いたカンパーニュ。ふっくらしてクープ(切れ込み)がしっかり開いたその姿がたいへん羨ましく、自分もなんとかやってみたいと思ったのでした。
でも、うちにはしっかり予熱ができる無水鍋もないし、オーブンレンジの庫内も広くないのでルクルーゼを丸ごとオーブンに入れることもできない…半ば諦めかけていたのです。が!
ググればあるものですね。先人の知恵。
いろいろ見ていましたが、詰まるところのポイントは「表面が乾く前に膨らませる」ことのようです。なるほど、だから鍋焼きにすると蒸し焼きになってしっかり膨らんでクープが開くのか…。
そして、我が家のオーブンレンジでもできそうなやり方を見繕うことが出来ました。
こちらのレシピではステンレスボウルで蓋をして、高温で一気に蒸し焼きにする感じです。
これを参考にして、うちでは以下のようにやってみました。今回は小麦粉250g分の生地を2つに分けて、小さめで2回焼きました(万が一膨らみすぎてボウルにくっついたら嫌だったので)。
- ボウル、ターンテーブルを入れた状態で250℃に予熱
- クッキングシートに載せたパン生地をターンテーブルに乗せ、ボウルをかぶせて10分焼く
- ボウルをかぶせたまま210℃に落として10分
- ボウルを外して190℃で10分
生地は、今回もお気に入りのくるみレーズンです。
3までがクープを開くために重要で、4は焼き色をつけるところなので、様子を見ながらオーブンの性能に合わせて調整するのがよさそう。
そして焼き上がり。やったー!開きましたよ2回とも。
左が1回目、右が2回目です。
2回目に焼いた時はなぜか250℃の予熱ができず210℃スタートだったのですが、それでもしっかり開いているので、上の手順でいうところの温度変更なく、210℃でボウルをかぶせて20分+ボウルを外して適当な温度で焼き目を追加、でよさそうです(あくまでうちのオーブンでこのサイズなら、ですが…)。
これだけしっかりクープがパリッと開いてくれると、めちゃくちゃテンション上がります。そのまま部屋に飾って眺めていたいくらいそれっぽいです。
そして、今回生地を2つに分けたことで、ほかにもいろいろメリットがありました。
まずは家にあるミニ竹ざるや小さめのすり鉢を使えること。カンパーニュはバヌトンというカゴで二次発酵するため、独特の模様があったりするのですが、我が家にあるものでなんとなくそれっぽいことができそうです(今回は模様のつき方が弱かったのでまたリベンジしたい…)。
あとは、スライスした時のサイズ感がちょうどよいです。手軽にサンドイッチにしやすいサイズ。
パン作り、まだまだ工夫のしどころがありそうで楽しいです。また焼こう。